2017/11/17

北欧家具に使われているチーク材のメンテナンス

本格的に乾燥の季節になってきましたね。
今日はちょうどビンテージのダイニングテーブルが入荷してきましたので、
メンテナンスのご紹介です。
冬は暖房機器を使うので家具も乾燥しがちになっていませんか?
来月。。大掃除の前にちょっと早めに家具のメンテナンスも♪

今回はエクステンション付きのダイニングテーブル。
中はこんな風になっています。


こちらは天板を外した状態。
お肌のお手入れと一緒で家具にも潤いを与えます。


お店でも使用しているのがこちら、「Feed N Wax(フィーデンワックス)」。


まずこれでスライドする箇所にワックスを塗って滑りやすくします。
本当は素手で塗ってあげると手の温度で木にも馴染みやすくなります。


近くで見ると構造が職人技ですね。


滑りが滑らかになったところで、一旦もとの状態にします。


ここから天板もワックスで塗っていきます。


見てください。
こんなに潤いました。


一緒にサイドや脚もワックスを塗って潤いを与えます。


↓こちらはワックス前のBefore。


↓ワックス後のAfter。
艶が出てきれいな木目が出てきました。


今回は、さらにRestor A Finishを使って天板の色を全体的に着色していきます。
色はテーブルの色に合わせてCherryをチョイス。
ここからは店頭で実演いたしますので、ぜひご相談ください。


↓レストアフィニッシュを使用したAfter & After。
まだ乾燥しきっておりませんが、右下にあった輪染みが薄く見えにくくなっている
のにお気付きでしょうか?
こんな風にデンマークのビンテージ家具は手を掛ければ掛けるほど、長く愛用出来ます。


さて、今回のダイニングテーブルの実態は。。
両サイドに伸びる仕組みで、


こんなに長く使えるテーブルです。


全体像です。
乾燥後が楽しみ♪


他にもこんなにメンテナンスグッズをご用意しておりますので、
家具でお困りごとがありましたら、ぜひご相談ください。